自己浄化

一番最初にやる事は、これだったのか、

と今頃気付いてきました。


全ての苦しみの原因は、環境や状況ではなく、
それを感じ、苦しみを作り出した自分だったという事でした。


兄弟が何人かいるのですが、同じ環境で育っても、
それぞれ受け止め方が違っていて、私は溜め込んで苦しんで
いたのですが、全くダメージが残ってないという人もいて、
今更その理由が分かってきました。

その人は、食らった暴力、暴言に意味がない、と知っていたようでした。
生まれた時のスペックの違いだと思いますが、私がそれに気づいたのは、
自分の中にやっと神様の愛が少しずつ増えて来たからだと思います。

ずっと、やられた事、言われた事を信じて、自分を牢獄に入れたまま
生きてきてしまった。
今更ながら、アホらしい事です。


人間の愛では全く信じる事が出来なかったので、神の愛しか
癒せるものはないと思いました。実際その通りだったのですが・・。

祈りの中で与えられた愛でしか、栄養を取る事が出来なかったという
感じでした。

ちなみに、イグナチオの原理と基礎、という所に、本当は神の愛についての
説明が入っていたのだけど、時代の制約で、言葉に誤解が生じるとかの理由で、
その箇所が省かれたのだそうです。

何で省いたんだ、と思いました。
かなり重要だと思うので、本当はあった方がいいと思いました。
これから入れられないのかな〜。
原理と基礎の土台だと思います。


神に愛されてる、受け入れられてる自分、というのを体感してからでないと、
自分を愛するという事が無理だったので、自己受容、という基本的な事が
やろうと思っても出来なかったと思います。
なので、順番というより、何よりも愛を知る事だったという気がします。

愛を知る→愛を受ける→愛されてる自分が分かる

という事かなと思いました。

経験として苦しみは事実でしたが、それに乗せた感情が苦しみを作っていた、
という事らしいです。

自己否定が全ての苦しみの原因だったのか、という気がしています。




                                                                                    • -